梨の花が咲きました 今年は梨もSS受粉

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梨の花が咲きました。  純白のとってもきれいな花でしょ?!

そこで先日、SS受粉方式でこの梨園の受粉を行いました。

昨年は、りんご園だけ試験的にSS受粉したのですが、今年は梨もSS受粉を行ったんです。

梨は1つの蕾から9つの花が咲くのですが、この9つの花には咲く順番があり、外側から順に咲いて行って、最後に一番真ん中の花が咲きます。

この9つの花をそのまま受粉してしまうと、9つの梨の実が密着して結実してしまい、大きい梨の実に成長することが出来ません。

そこで、9つの実の中から1つの実を選んで残すことで大きい実に育てていきます。

残す実によって出来上がる果実の形状の良し悪し、重さに差が出てくるらしく、この9つの実の中から3番目、4番目、5番目に咲いた花(3番花、4番花、5番花)のいずれかに結実させるともっとも結果が良いそうです。

そこで今回のSS受粉では、大方の蕾の4番花が咲いたあたりのタイミングで受粉作業を行いました。

こうすることで、それ以降に咲く花には結実しなくなるので、今後の摘果作業が楽になるはずです。多分。

受粉結果がどうなるかすっごく楽しみです。

ぶどうの苗を植えました

前回の投稿でブドウの苗を植えると書きましたが、さっそく以下の苗を植えました。

・シャインマスカット 2反(2,000㎡)分

・クイーンルージュ 2本

・その他 1反(1,000㎡)分

<植え替えの手順>

1.植え付けの穴を掘る

0.5tのバックホーをJAから借りてきて植え付けの穴を掘りました。現在、りんご、梨を栽培している畑への植え付けなので、りんご、梨の根っこを切りながらの穴掘りです。直径1m強、深さ50cm。

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2.堆肥・苦土を施用し、土とよく混和する

1本あたり堆肥を約5kg、フショマグ25を500g施用した。

3.苗を植えつける

深植えにならないようにする

4.苗木を切り返す

地上部50cm程度で切り返し支柱を立てて固定した。切り返し部には乾燥を防ぐためにトップジンを塗布しました。

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大きく育てよ!

胡桃の木

IMG_0966胡桃の木って見たことありますか?

 

我が家に胡桃の木(左の写真)が一本あるのですが、背丈が10mを超えるほどに大きくなってしまい、木の上のほうは全く手出しができなくなりました。

 

つまり、実がなっても収穫もできませんし、消毒の散布もちゃんと届きません...

私が子供のころはもっと小ぶりだったのに。

 

 

 

 

 

 

IMG_0967左の写真は胡桃の実です。

 

皆さんが知っている胡桃はこの胡桃の実の中にある種子(仁)で、

熟した実を収穫し、実を水に長時間浸して果肉の部分を腐らせて、この種子を取り出すんです。

胡桃は非常に体にいいみたいなので、今年はちゃんと収穫しようと思います。

当然、手が届く(棒が届く)範囲に限られますが。

 

梨のジョイントをしてみました

我が梨畑はジョイント仕立てという方式で作っているのですが、全部で292本ある梨の木のうち数本が十分な長さに成長してきたので、これらをジョイントしてみました。

ジョイントに先立ち、それぞれの梨の木は高さ150cmに横に張った針金を使って水平に誘引してあります。(本記事の最後の写真を参照)

 

隣の梨の木の肩(枝を曲げた部分)に届いた枝(水平に誘引された)が何本かあったので、この箇所を使ってジョイントを行ってみました。

↓の左の写真は、接合するそれぞれの部分をナイフと小型の鉋で切り出したところです。

↓の右の写真は、接合部分を合わせ(それぞれの枝の形成層を合わせる)、結束バンドを使ってしっかりと締め上げたところです。

梨ジョイント1梨ジョイント2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョイントの結果、↓のようになりました。この時点では2本をジョイントしただけですが、最終的には8本まで次々に直列にジョイントしていきます。

8本ジョイントして一体になった梨の木群を一つの大きな梨の木として扱うのがジョイント仕立てです(^^)/

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