SS溶液受粉してみた

私の新わい化のリンゴ園でもりんごの花が咲きました。

↓御覧の通り蕾は赤っぽいのですが、開花するとこれが真っ白になっていきます。

下の写真では一番花がやっと咲いたところなので、全体的にさみしく見えますが、

一つの花芽に6~7つの花をつけるので、この後どんどん開花していき、リンゴの木全体が真っ白な花に覆われて、とっても賑やかになっていくんですよ。

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さて、一番花が開花したので、平成27年5月号の「現代農業」に掲載されていた、SS溶液受粉にチャレンジしてみました!

興味のある方は、詳しくは該当「現代農業」をご覧ください。

 

下に、簡単にSS溶液受粉の仕方をまとめます。

1.花粉溶液を作る

・水1リットルにつき、グラニュー糖100g、粉末寒天1gを入れて液体増量剤を作る。

※水に粉末寒天を入れるとダマになりやすいので、粉末寒天を容器に入れ、その後水(お湯)をゆっくり注いでいくとダマになりにくいようです。

・この液体増量剤に純花粉3g以上を入れ、よくかき混ぜて花粉溶液を作る。

以下は10gの純花粉を液体増量剤に入れたところ。

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・SS(スピードスプレーヤ)に水を入れ、花粉溶液を入れて200倍から300倍に薄める。

 

うちのSSは小型で500ℓしか入らないので、2リットルの花粉溶液(水2リットル+グラニュー糖200g+粉末寒天2g+10gの花粉)を用意し、

250倍に薄めて使用した。

2.SSでの溶液受粉

・低速で10aにつき500ℓの溶液を送風ファンをオフにして噴霧する。

 

 

SS溶液受粉は初の試みなのでちょっと心配ですが、期待して結実するのを待つことにします( ^ω^ )

そろそろ田圃の準備でも始めるか

稲作の季節がすぐそこに....

そろそろ田圃の準備でも始めるか(・ω・)ノ

 

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いつものように畔塗り機を使って苗床の仕切りを作りました。

この後この中に水を引き入れ、ローターで代掻きし、水平な苗床を作っていきます。

 

ちなみに新しいトラクターに変えました!

今まで使っていたトラクターは使用時間が1000時間を超えて、随分ガタが来ていたので、思い切って新車を購入したんです。

しかもキャビン(エアコンあり)付き!

これで超絶暑い代掻きも、超絶寒い冬場の田起こしも苦になりません。

ついでに電動式のウイングハローも購入したので、今年の代掻きは快適快適(^▽^)/

梨の花が咲きました

今年も梨の花が咲きました。

先週開花した杏はほぼ落花し、桃はちょっと遅れて一分咲きってところでしょうか。

桜もそうですが、いずれの果樹も今年は例年に比べて10日ほど開花が早いようです。

 

今の時期の長野は、梅に始まり、杏、梨、桃が続き、この後リンゴの花が咲いてきます。

次から次へと、いろんな種類の果樹が開花していくので、とっても華やかで、賑やかですよ。

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↑の花は南水という種類の梨の花です。

青い空に真っ白な梨の花が映えていますね(^^♪

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↑はジョイント仕立てしたサザンスイートの現在の状況です。

昨年ジョイントを行って、徒長枝を側枝として誘引してあります。なんとかそれらしい形になってきました。

不思議なことに、通常仕立ての園地の梨は4分咲きくらいなのですが、この園地の梨の花は2、3日遅れているようです(・・?

 

 

 

 

新たな梨畑

新たな梨畑を作っています。

昨年まで水稲を作っていた田圃(10a)に今年の春梨の苗を約100本植えました。new_nashi

今度の梨は「幸水」という品種です。

 

この梨も3mぐらいまで伸びたら、隣の苗木とジョイントしていきます。

今年の夏で3mまで伸びるかな?

頑張れ!!

おたまじゃくしが

最後の田植えを終えてから3週間ちょっと経ち、ヒョロヒョロしていた稲も文げつし元気になってきました。

ふと田圃の中をのぞいてみると小さなおたまじゃくしが泳いでいました。

このおたまじゃくしがカエルになるとさらに賑やかになるんだろうな...(+_+)

おたまじゃくし

田植で大忙しです((+_+))

昨年の耕作地(田圃)は2.7haだったのですが、今年は4.5haに規模を拡大したため、毎日代掻き、田植えに追われ、もう大変...

ドライブハローがあればもう少し楽になるのかな?

来年に向け中古のドライブハローを探してみようかな

↓は朝一で始めた田植えの合間に撮りました。

まだまだ朝は涼しくていいのですが、日が高くなると途端に蒸し暑くなります。

上からの直射日光と、水面からの反射光のダブルアタックです!  そりゃ、顔も手も真っ黒になりますよ(真っ黒というよりも赤銅色か)

 

↓の水面の稲を見てください。

随分と疎らに、しかもヒョロヒョロした苗が植わっていると思いませんか?

これは疎植という植え方で、通常よりも大幅に苗間を開けて植え付けているんです。

おかげで、通常10a(1反)あたり20枚~24枚ほどの育苗箱が必要になるのですが、うちは10aあたり10箱です。

育苗に係る手間、コストが通常の半分以下、田植えに際して運搬するのも楽々(^^)/

疎植にしても、お米の収穫量は通常の植え方での収穫量とほぼ同じ!こんなにいいことはないです!!

因みに、株数は1坪当たり37株、1㎡当たり11株程度

田植+朝日

りんごの誘引

りんごの誘引作業を始めました。

りんごの幼木の側枝を支柱および水平に張った針金に対して誘引紐を用いて誘引していきます。

写真を見ると、誘引の結果として、側枝は八の字になっていることがわかると思いますが、実はこの形がいいんです!!

誘引を行わない側枝は元気に上向きに成長していき、大部分の栄養を枝の成長に使ってしまいます。そのために、花芽をつけて実をつけることに力を注がないのです。

そこで、八の字の形に側枝を誘引することで、枝の成長を抑制し、その分の栄養を花芽をつけて実をつけることに回してあげるのです。

 

ちなみに、誘引に使用しているのはコンバインで使用するジュート紐(麻紐)です。

誘引紐としては一般的に紙製の誘引紐が使われるのですが、今回は誘引対象の枝が多いので、コスト削減でジュート紐を使っています((+_+))

 

リンゴ誘引

今年の苗床はこんな感じ

今年の苗床はこんな感じ↓

トラクタのローターを畔塗り機(右の写真)に換装し、苗床用の田圃にコの字に畔を作りました。

このコの字に作った畔の間に水を入れ、代掻きを行うことで、水平で平らな土面を作っていきます。

この土面(幅は1.5m程)に農業用ビニールシートを敷き、その上に育苗箱(30cmx60cm)を敷く予定です。

このコの字の真ん中は軽トラが入れるように十分な幅を残しました。

こうすることで、田植えの際の苗の搬送時に、軽トラを苗の近くまで入れることができるので、育苗箱の運び出し作業が劇的に楽になるはず!(^^)/

 

畔塗り機どうですか?

ガンダムみたいでカッコいいでしょ?

この畔塗り機がとっても偉大で、田圃づくりで最も大変な畔塗り作業があっという間に出来ちゃうんですよ。

また、今回のような本来とは違った使い方もできるんです。

 

育苗-苗床 畔塗り機

井戸の打ち込みを行いました

今日は梨畑で井戸の打ち込みを行いました。

この井戸からポンプで水をくみ上げて、シャワー型スプリンクラーを用いて梨の木に散水を行う計画です。

4m(直径2inch)のパイプを2本つないだ8mの井戸パイプを手作業で打ち込んだのですが、打ち込みに使うおもりは20Kgほどもあり、このおもりを持ち上げて打ち込む作業は大変骨が折れました。

明日は筋肉痛で辛らくなりそう(+_+)

↓打ち込んだパイプの上に、昔使っていたダルマポンプを付けました。

くみ上げた水には大量び砂が含まれていたので、砂が上がらなくなるまで砂出し作業をする必要があるそうです。一日かかるかもということです(>_<)

井戸打ち

 

リンゴ園の風景

苗の定植を完了したリンゴ園の風景です。

あいにくの天気だったので寂しげな風景となってしまいましたが、天気が良ければ右側の写真の奥には、まだまだ真っ白な北アルプスの山々がきれいに見えるのですが….

あまりにも寂しげな風景だったので、後日パノラマで取り直しました。

リンゴ畑パノラマ