りんごの誘引作業を始めました。
りんごの幼木の側枝を支柱および水平に張った針金に対して誘引紐を用いて誘引していきます。
写真を見ると、誘引の結果として、側枝は八の字になっていることがわかると思いますが、実はこの形がいいんです!!
誘引を行わない側枝は元気に上向きに成長していき、大部分の栄養を枝の成長に使ってしまいます。そのために、花芽をつけて実をつけることに力を注がないのです。
そこで、八の字の形に側枝を誘引することで、枝の成長を抑制し、その分の栄養を花芽をつけて実をつけることに回してあげるのです。
ちなみに、誘引に使用しているのはコンバインで使用するジュート紐(麻紐)です。
誘引紐としては一般的に紙製の誘引紐が使われるのですが、今回は誘引対象の枝が多いので、コスト削減でジュート紐を使っています((+_+))