最後の田植えを終えてから3週間ちょっと経ち、ヒョロヒョロしていた稲も文げつし元気になってきました。
ふと田圃の中をのぞいてみると小さなおたまじゃくしが泳いでいました。
このおたまじゃくしがカエルになるとさらに賑やかになるんだろうな...(+_+)
最近は種なしのブドウが人気です。種なし巨峰、ナガノパープル、シャインマスカットなどなど。
種なしブドウってどうして種なしなのか知ってますか?
生物として子孫を残すためには種は必須ですよね。
当然、種なし巨峰も、ナガノパープルも、シャインマスカットももともとは種ありなのです。
実は、ジベレリン処理といって、ジベレリン水溶液にブドウの房を侵漬する処理を一房、一房施すことで、この種なしブドウを作っているのです。
下の写真の真っ赤な液体がジベレリン水溶液です。ブドウの房がジベレリン処理済みか否かを判別しやすいように紅で着色されています。
なので、処理しているうちに手が真っ赤に染まってしまうんです((+_+))
田植えの時期になると、カエルがどこからか大量に湧いてきてw もう辺りはカエルだらけ
夜ともなればカエルの大合唱が始まって、もううるさいのなんの(>_<)
ということで、カエルの鳴き声を録ってきました。
いろんな鳴き声があるんです。
ケロケロ、ゲッゲッゲッ、グウゲゲ...
昨年の耕作地(田圃)は2.7haだったのですが、今年は4.5haに規模を拡大したため、毎日代掻き、田植えに追われ、もう大変...
ドライブハローがあればもう少し楽になるのかな?
来年に向け中古のドライブハローを探してみようかな
↓は朝一で始めた田植えの合間に撮りました。
まだまだ朝は涼しくていいのですが、日が高くなると途端に蒸し暑くなります。
上からの直射日光と、水面からの反射光のダブルアタックです! そりゃ、顔も手も真っ黒になりますよ(真っ黒というよりも赤銅色か)
↓の水面の稲を見てください。
随分と疎らに、しかもヒョロヒョロした苗が植わっていると思いませんか?
これは疎植という植え方で、通常よりも大幅に苗間を開けて植え付けているんです。
おかげで、通常10a(1反)あたり20枚~24枚ほどの育苗箱が必要になるのですが、うちは10aあたり10箱です。
育苗に係る手間、コストが通常の半分以下、田植えに際して運搬するのも楽々(^^)/
疎植にしても、お米の収穫量は通常の植え方での収穫量とほぼ同じ!こんなにいいことはないです!!
因みに、株数は1坪当たり37株、1㎡当たり11株程度
我が梨畑はジョイント仕立てという方式で作っているのですが、全部で292本ある梨の木のうち数本が十分な長さに成長してきたので、これらをジョイントしてみました。
ジョイントに先立ち、それぞれの梨の木は高さ150cmに横に張った針金を使って水平に誘引してあります。(本記事の最後の写真を参照)
隣の梨の木の肩(枝を曲げた部分)に届いた枝(水平に誘引された)が何本かあったので、この箇所を使ってジョイントを行ってみました。
↓の左の写真は、接合するそれぞれの部分をナイフと小型の鉋で切り出したところです。
↓の右の写真は、接合部分を合わせ(それぞれの枝の形成層を合わせる)、結束バンドを使ってしっかりと締め上げたところです。
ジョイントの結果、↓のようになりました。この時点では2本をジョイントしただけですが、最終的には8本まで次々に直列にジョイントしていきます。
8本ジョイントして一体になった梨の木群を一つの大きな梨の木として扱うのがジョイント仕立てです(^^)/
りんごの誘引作業を始めました。
りんごの幼木の側枝を支柱および水平に張った針金に対して誘引紐を用いて誘引していきます。
写真を見ると、誘引の結果として、側枝は八の字になっていることがわかると思いますが、実はこの形がいいんです!!
誘引を行わない側枝は元気に上向きに成長していき、大部分の栄養を枝の成長に使ってしまいます。そのために、花芽をつけて実をつけることに力を注がないのです。
そこで、八の字の形に側枝を誘引することで、枝の成長を抑制し、その分の栄養を花芽をつけて実をつけることに回してあげるのです。
ちなみに、誘引に使用しているのはコンバインで使用するジュート紐(麻紐)です。
誘引紐としては一般的に紙製の誘引紐が使われるのですが、今回は誘引対象の枝が多いので、コスト削減でジュート紐を使っています((+_+))
今年の苗床はこんな感じ↓
トラクタのローターを畔塗り機(右の写真)に換装し、苗床用の田圃にコの字に畔を作りました。
このコの字に作った畔の間に水を入れ、代掻きを行うことで、水平で平らな土面を作っていきます。
この土面(幅は1.5m程)に農業用ビニールシートを敷き、その上に育苗箱(30cmx60cm)を敷く予定です。
このコの字の真ん中は軽トラが入れるように十分な幅を残しました。
こうすることで、田植えの際の苗の搬送時に、軽トラを苗の近くまで入れることができるので、育苗箱の運び出し作業が劇的に楽になるはず!(^^)/
畔塗り機どうですか?
ガンダムみたいでカッコいいでしょ?
この畔塗り機がとっても偉大で、田圃づくりで最も大変な畔塗り作業があっという間に出来ちゃうんですよ。
また、今回のような本来とは違った使い方もできるんです。